学校長挨拶



学校長挨拶

学校長 中川 三郎

20世紀の医療は、病気や怪我の完全な治癒と生命の維持を最大の目的としてきました。この治療医学は、科学の進歩やさまざまな技術革新により爆発的に発展したと言われています。現代医療の輝かしい成果は、この治療医学によってもたらされたことから、これまでの医療の場においては医師が主導的な役割を果たしてきました。これは看護の基礎教育現場にも反映され、看護教育も医学教育に準じた内容で行われてきました。


しかし、この21世紀では"生命の維持"ではなく"生命の尊重"が重要視されるようになり、医療活動も、医師・看護師・検査士・薬剤師などさまざまな分野の専門家の努力が調和し、統合されて初めて達成されるべきものと変化しました。現在では、新しい看護教育課程が導入され、医療現場では認定看護師や専門看護師など、さまざまな資格が認定されるようになり、看護師の専門性は一段と高くなっています。


本校においては、この高度な専門性に耐えうる看護師を養成するためには、知識や技術の習得だけにとどまらず、看護師という職業の魅力を実感できる環境を整備し、熱意あふれる看護師を育てる必要があると考えています。医療現場の第一線で活躍されている多くの講師陣による最新の知識講習を行うと共に、経験豊富な専任教員によるきめ細やかな指導で人間教育にも力を注いでいきたいと考えております。


緑に囲まれた豊かな自然環境の中で、明日の医療界を支える、暖かい、豊かな感性を持った看護師を目指してみませんか。

学校長 中川 三郎
(日本放射線科専門医)